*マシンステッチ(ミシン)* 当アトリエでは、旧型の機械式ミシンを使った手間のかかる工程を取り入れることで、手縫いを彷彿させるリズミカルなステッチワークを製品特徴のひとつに掲げています。(※ただし、縫製部位により一般的な動力ミシンや本手縫いを併用する場合もあります)皮革製品の品質は縫い目にあらわれるといっても過言ではありません。ぜひ製品を手に取って、その違いを感じていただければ幸いです。Special Thanks! -日下公司
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*切目磨き仕立て* 革の断面(通称:コバ)を美麗に仕上げる技法。一般的なコバにニスを塗るだけの仕立てに対し、手間のかかる行程により仕上げることで、効率的な仕上げとは一線を隔す「凛」とした表情が生まれます。 当アトリエでは、これらの作業をモーターツールを一切使わずに手作業のみで行います。(※仕上がりは素材によって異なります)特に、鞄のコバはダメージを受けやすい箇所なので、使用により損傷を受けますが、切目仕立てであれば磨き直して修復が可能となります。無骨で存在感のあるイメージづくりにも役立つため、紳士用ブリーフケースに最適な仕立てです。 *へり返し仕立て* 上記の切目磨き仕立てと双璧をなすのが「へり返し仕立て」です。(→見本画像) へり返し仕立ては、縫った後にコバを仕上げる切目仕立てとは逆に、縫う前にあらかじめ薄革で断面を包み込みこむ方法です。こちらも熟練を要する作業ですが、製作面において、切目磨き仕立てに比べ効率的で、切目仕立てよりもエレガントな印象となるため、財布小物類向きの仕立てといえます。他に、鞄類に最適なバインド仕立てや、ベルト類向きの半へり返し仕立てなど、イメージや用途により使い分けます。また、内縫い仕立ては表に縫い目が見えないため、柔からな印象となるのが特長です。
*ソリッドパイピング* 一般的には単にパイピング(玉ぶち)と呼ばれ、内縫いの縫目隠しやアクセントとして用いられます。ポリ芯等を薄く漉いた革で包んだものを使用するのがオーソドックスですが、擦れて中身がむき出しになりやすく敬遠したい方法です。革の詰まった玉ぶちであれば、多少の擦れは味となりますので、漉きのテクニックを応用して、これを具現化したものを独自名称としてソリッドパイピングと呼んでいます。この技術は参考資料である英国製アンティークバッグでも用いられていたことから、昔ながらの古典製法であるとも言えます。